2011年11月22日
奥深いギャッベ。
今日もまた寒い一日でしたね
寒いのが本当に苦手で、冬は冬眠したいほどなんです・・・許されるのならば
でも、ギャッベに囲まれて過ごしていればその寒さも少し和らぐような・・・感じがします。笑
今日もこの寒さの中ご来店いただき、ありがとうございました。
早いものでこのギャッベ展も4日目を迎えます。
毎日沢山のお客様に見ていただき、ギャッベ達も大変喜んでいることでしょう。
来週の日曜日まで、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
今日はこちら!!
このギャッベはオールドギャッベと言って、現地の人が実際に土足で何十年も使ったギャッベなんです。
え・・・?
と思うかもしれませんが、ヨーロッパでは新品ギャッベよりも、このオールドギャッベの方が値段が高いのです。
マニアにはたまらないギャッベですね。
大体オールドはヨーロッパで買い占められてしまい、日本にはなかなか入ってこないのだそう。
そんな[貴重]とか[珍しい]とか言われてしまうと、無駄にオールドギャッベの周りをうろついてしまいます。
単純なんです・・・
モチーフは2つともライオンなのですが、見ての通り私たちが知っているライオンとは少し違いますよね?
実はカシュガイ族の人たちは本物のライオンを見たことがないんです。
なので全て頭の中で想像されたライオンを描いているのです。
一つ一つ違って当たり前。
みんな想像の中の生き物なのですから。。。
でも、見たことがないのにここまでライオンっぽい仕上がりになるってことは、それだけ感性が鋭いということなのでしょうか?
まだまだ奥深いカシュガイ族。知れば知るほど興味が沸きますね
ちなみにこれもライオン・・・?
しかし、土足で何十年使ってもまだ使えるギャッベって、凄いですよね。
それだけ織りが細かくて丈夫だということです。
一度買ったら一生モノ。
ギャッベは宝になりますね
ライオンは勝利、名誉の象徴を意味するそうです。
子供の誕生と共に将来の幸せを願って母親が織るという、なんとも愛に満ちたお話。
やっぱり奥深いですね