オールドギャッベ(アンティークギャッベ)の世界

アカネ

2010年11月21日 23:32

小春日和だった本日も、『アートギャッベ展』にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
今日も、私のお気に入りだった巨大なアートギャッベが、嫁いで行きました。嬉しいような寂しいような・・・まるで、自分の子供を嫁に出したような気分です。どうか末永くご愛用いただけますようにと願っております

今日は、アートギャッベファンが、最後に行き着くと言われているオールドギャッベ(アンティークギャッベ)の世界をご紹介致します。

こちらは、見ておわかりのようにライオンです。現在のイランにライオンは生息していませんが、10世紀頃までは、生息していたと言われています。ペルシアの人々は、ライオンを「力の象徴」として、誇りにしていました。BC5世紀アケメネス朝時代にライオンの石像が多く見つかっています。
元々ライオン柄は位の高い人間しか使うことが出来なかった貴重なギャッベです(実際に美術館に展示しているところもあります)。
その分出回る数も少ないのですが、今回、アカネヤに神々しく展示しています



こちらは、オールドギャッベ(アンティークギャッベ)のブースです。
正面の壁のオールドギャッベは、なんと80年前に、実際に使われていたものです。
特徴は、幾何学文様と毛足の長さです。
現在のギャッベは、すべて毛足の長さを切りそろえていますが、こちらの作品の毛足は、自然のままです。
長い歳月、使い込まれたおかげで、よりギャッベの柔らかさと風合いのよさが際立っていて、素晴らしいです。
新品のギャッベにはない独特の質感と色彩を放っています。


ゾランヴァリ社のロゴマークも、ライオンでしたね!イランの人々にとって、ライオンは、「誇り」の象徴なのかもしれません。
このように、ギャッベの織り機も展示しております。

今回の『アートギャッベ展2010』は、残すところ2日のみとなりました!

人気のミニギャッベコーナーもありますので、クリスマスプレゼントにいかがでしょうか?あったかい冬のプレゼントとして、喜ばれますよ

みなさまのお越しをスタッフ一同、お待ちしております。



家具インテリア アカネヤ 特別企画
ZOLLANVARI社 公認イベント
アートギャッベ展2010

南ペルシア遊牧民の草木染め手織絨毯ギャッベを一挙250枚展示!
見て、触れて、感じる心地よさ。

11月13日(土)~23日(火)
AM10:00~PM7:00
 

※期間中は、休まず営業します




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